重要:舞鶴市から私たちの信頼を裏切る行為がありました。

2020/04/03 舞鶴市民新聞の記事です。
舞鶴市 令和二年度の人事異動についての記事ですが、信じられない内容です。
記事には
木質バイオマス・パーム油を燃料とするバイオマス発電など「持続的で自立的な再生可能エネルギー」を導入し、災害時の非常電源確保、エネルギーの地産地消などの施策を統括するため、生活環境課に「地域エネルギー推進担当課長」を配置、「環境に優しい持続可能なまちづくり」を目指すとしている。
と記載されています。

住民説明会では「住民の反対を押し切ってまで計画は進めない」との回答があり、私たちは行政を信じて対話の準備を進めていました。

ですがその一方で「地域エネルギー推進担当課」と称するパーム油発電の推進をおこなう部門を計画していたとは失望を通り越して絶望に近いものがあります。

今後の対応についてはメンバーで相談する事になりますが、舞鶴市との信頼関係が大きく損なわれたことには間違いはありません。

「舞鶴西地区の環境を考える会」として対策を検討している最中ですので引き続き皆様の御支援を御願いします。

パーム油発電いらん Tシャツ完成

Tシャツを作りました。
色はライトピンク、ホワイト、グレーの3色。
ライトピンクとホワイトは背中に大きな、胸元に小さなマーク
グレーは前に大きな、背中に小さなマークのデザインです。
(添付参考写真参照願います)
合計100枚。1枚、1,500円です。増産可能。
必要経費以外は活動費に充てます。
遠方の方、送料、振込手数料等ご負担いただければお送りします。

パーム油発電いらん Tシャツ ライトピンク
パーム油発電いらん Tシャツ ホワイト

パーム油発電いらん Tシャツ グレー

販売前作成数(100枚)
ライトピンク S 10枚
ホワイト   S 10枚
       M 10枚
       L 15枚
       XL 5枚
グレー    S 15枚
       M 10枚
       L 20枚

三恵福知山バイオマス発電所 新型コロナウイルスの影響で停止中!

海外からの最新情報
マレーシアでは新型コロナウイルスの影響で移動制限が発生しており、パーム油を製造するアブラヤシ農園と搾油工場が閉鎖中
その結果3月6日~本日まで21日間、三恵福知山バイオマス発電所の稼働がストップした状態です。

4月中旬までの移動制限が決まっているそうですので当面の間は日本への輸出も難しい模様です。
移動制限が解除されたとしてもタンカーなどの物流にも影響はありますし、大口(食品・日用品)への供給が優先されるため、三恵エナジー株式会社を運営する三恵グループ(代表取締役社長 杉本 潤明) への供給は当面ストップすると予想されます。

公害問題で福知山の住民を苦労のどん底に落としいれた 三恵グループ(代表取締役社長 杉本 潤明) は公式にはメンテナンスの為とアナウンスしていますが、私たちの調査では新型コロナウイルスの影響です。

新型コロナウイルスは早く収束して欲しいですが、福知山の事を考えると複雑な気持ちになります。

公害問題を放置する三恵グループのホームページによると
三恵グループのミッションは
Making tomorrow happier than today
明日を今日より、ハッピーに  
ですが、三恵グループの運営する発電所の近隣  福知山市土師新町 の住民のハッピーは発電所がストップしている間だけ、つかの間の平穏です。

ミッションの Making tomorrow happier than today  の為に永遠にパーム油火力発電の稼働を停止を御願いしたいものです。

外国産を輸入してそれに自分たちの生活を支えるエネルギーや食べ物を頼ることのリスクを私たちは考えるべきかも知れませんね。
輸入燃料を用いたバイオマス発電は私たちの想像以上に脆弱でリスクが高いことが露わになりました。

舞鶴のバイオマス発電(パーム油火力発電所)のリスクも相当高いはずです。
発電所が完成してそのまま放置という可能性も十分あり得ますので福知山の皆さんと力を併せてパーム油火力発電所(バイオマス発電)をストップさせましょう!

私たちの仲間の活動が朝日新聞の一面、二面に掲載されました

朝日新聞2020年3月22日に掲載

開発頼みの農業変われるか?
奪われた原生林 回復への動き

朝日新聞2020年3月22日の誌面に大きくパーム油生産に関する記事が掲載されました。
これは世界中の環境活動家やNGOの努力の結果です。
少しずつですが、熱帯雨林の環境が改善されようとする動きの中でバイオマス発電として舞鶴のパーム油火力発電所問題が発生しました。

舞鶴のバイオマス燃料(パーム油)の消費は12万トン
これは日本に現在、輸入されている認証パーム油の供給量を遙かに上回る量です。

日本としては最初に食料品や日用生活品から少しずつでも認証パーム油に転換していかなければなりませんが、舞鶴の発電所が建設されると少しずつ改善されている認証油のバランスが崩れることになり、沢山の方々の努力が無駄になります。

少しずつですが改善しつつある熱帯雨林の状況を元の最悪な状態に戻す可能性の高い舞鶴のパーム油火力発電所は絶対に阻止しなければなりません。

文責:舞鶴西地区の環境を考える会 代表 森本隆

日本はダイレクトドライバーである土地利用転換を引き起こすパーム油発電を進めている

パーム油バイオマス燃料の問題は舞鶴・福知山だけではなく日本全体、世界全体で考えなければならない世界共通の課題です。
舞鶴だけの視点では見えてこない事も多いと私たちは考えました。
そこで日本や世界の環境の現場で活動する方々に御願いして、文章を御願いしています。

1回目は舞鶴に何度も足を運んで私たちの活動をサポートしてくださる、 ウータン・森と生活を考える会  ゆっこ さんに御願いしました。
先日行われた生物多様性の国際会議の場で、NGOからのニュースレターとして発信した記事の和訳を寄せてくださいました。
大学院に通いながら環境問題解決のために世界を飛び回る素敵な女性です。

生物多様性の国際会議のニュースレター

Post2020(案)では、生物多様性への悪影響を避けるために、気候変動対策への貢献が重要視されている。そのための自然エネルギーへの転換は問題をはらんでおり、生物多様性に大きな負荷を与えるエネルギープロジェクトもある。パーム油発電はその一つの例である。

良く知られているように,パーム油プランテーション モノカルチャーは広大な土地を必要とする。マレーシアやインドネシアといった生産国では、成熟した熱帯林の破壊によって重大な生態系破壊が引き起こされており、森林火災を引き起こす土地の乾燥化、野生生物の生息地消失、エコシステムの破壊が生じている。

泥炭地からの温室効果ガスの大量排出や人権問題も国際的に深刻な問題である。そのパーム油バイオマス燃料が今日本で問題視されている。

日本には再生可能エネルギーを促進する政策がある。
それは、再生可能エネルギーで発電された電力を高い価格で買い取ることで事業者を後押しするものだ。
その中でバイオマス燃料としてパーム油が含まれており、2017 年までに急激に認定企業が増加した。
認定量は 4,600MW に上る。


ここまで急増した理由は、その値段が他国と比較して約 1.8 倍と高いからである。これは愛知ターゲット 3 にある生物多様性に悪影響を与える補助金だと言える。加えて、EU では食物バイオマス燃料を段階的に廃止する方向へ移行している。

Post 2020 を生物多様性維持のために効果的なターゲットにできるか?!IPBES が指摘しているように、地球温暖化を押さえるためのいくつかのアプローチは生物多様性に重大な影響を与えかねない。
土地変換などのダイレクトドライバーに対処して、それを引き起こしている産業や社会の構造を変えるためのフレームワークが切に求められている。
気候変動のためだけでなく生物多様性のために。

文: ウータン・森と生活を考える会  ゆっこ